デンノル 必要とされたかった。いちばん必要なものだと思われたかった。これだけは失くせないものだと思われたかった。いちばん最後の味方になりたかった。俺だけに手を伸ばして欲しい。最後の呼吸をするとき、その酸素を俺に縋ることだけに使って欲しい。最後の記憶になりたい。ぐちゃぐちゃに瓦解した、いちばんまともな瓦礫になりたい。俺だけに手を伸ばして欲しい。俺だけに。俺ではその手を上手く救い上げられないだろうけど。(我儘)
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